デパ地下(関東)に用事があり、店舗内を歩いていたら、ふと長い行列が目に入りました。「何に並んでいるんだろう?」と気になって列の先を見てみると、そこには回転焼きのお店:御座候がありました。1個110円。
今の時代、たい焼きも300円を超えることが珍しくありません。そんな中で110円という価格に思わず「安い!」と感じて、迷わず購入しました。そして一口食べた瞬間——正直、びっくりしました。
行列の先にあったのは「御座候」だった
そのお店こそが「御座候(ござそうろう)」でした。(読み方がわからなかったので帰宅後に調べました!)
薄皮なのに、あんこがぎっしりたっぷり。甘さもくどくなく、ひと口食べるともう次が食べたくなる。「これは行列に並ぶ理由がある」と、食べながら素直に納得しました。行列には意味があるものですね。
御座候とはどんなお店?
御座候は、兵庫県姫路市に本社を置く企業が製造・販売する回転焼きのブランドです。創業は昭和25年(1950年)で、当初は「回転焼」という名前で販売していました。
ところが、御座候ならではのおいしさに魅了されたお客さんが「回転焼をください」ではなく自然と「御座候をください」と注文するようになり、やがてその呼び方が商品名として定着していきました。つまり、お客さんが育てた名前とも言えます。なんとも素敵なエピソードです。
今では関西を中心に全国の百貨店地下などで展開しており、北は北海道から西は広島・徳島まで幅広く親しまれています。
関西では551と並ぶほどの存在
後日、関西出身の友人と話す機会がありました。「御座候って知ってる?」と聞いてみると、「知らないの!?」と驚かれました。
友人いわく、関西では御座候は「551(蓬莱)の豚まん」と並ぶほどの定番名物とのこと。551といえば、関西の人が帰省や出張のたびに持ち帰るほどの名物です。そこに並べられるのですから、御座候の関西でのポジションがいかに高いかがわかります。
しかし私の出身の九州には現時点で店舗がありません。そのため、まったく知らないまま今日まで生きてきました。住んでいる地域によって、知っている「当たり前」がまったく違うというのは、改めて面白いなと感じます。
御座候の特徴まとめ
- 薄皮・あんこたっぷり:皮が薄い分、あんこの存在感が際立つ。赤あんと白あんの2種類
- 1個110円前後:値上がり全盛の時代に、このコスパは圧倒的
- デパ地下で行列ができる:焼きたてを求めてお客さんが絶えない
- 関西では回転焼きの代名詞:「御座候」が回転焼き全般を指す言葉になっているほどの浸透度
行列には意味がある
行列を見ると「時間がもったいない」と素通りしてしまうことも多いです。しかし今回、あの行列に吸い込まれたことで、御座候という名物に出会えました。
特に食べ物の行列は、長年愛されている理由があることが多い。値段が高くなくても、ちゃんとうまいものがある。今回はそのことをあらためて実感しました。
日持ちはしないですが、当日の訪問の際とかであれば手土産にも活用できて喜ばれると思います。
まだまだ知らないおいしいものがたくさんあります。デパ地下の行列、これからはもう少し気にしてみようと思います。
ウェブサイト:御座候(ござそうろう)
https://www.gozasoro.co.jp/
店舗一覧から店舗確認できます。やはり関西がメインですが、関東でも東京/神奈川/埼玉/千葉にあります。
御座候の味が忘れられないけどなかなか買いに行けない…そんな方には、大判焼き器があればおうちでも再現できるかもです。あんこを用意するだけで、薄皮たっぷりあんこの回転焼きが楽しめます♪






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