ストレングスファインダー(約2,500円)で自分の強みを診断してみた

思考・読書

「自分の強みって何だろう?」と考えたとき、漠然としたまま答えが出ないことが多いと思います。ストレングスファインダーは、その問いに対して科学的・客観的な答えを出してくれるツールです。実際に受けてみて、納得することも、意外な発見もありました。その体験をまとめます。

ストレングスファインダーとは

ストレングスファインダー(現在の正式名称は「クリフトンストレングス」)は、米国ギャラップ社が開発したオンラインの才能診断ツールです。177問の質問に答えることで、34種類に分類された「資質(強みのもと)」のうち、自分の上位に来るものを知ることができます。

診断を受けるには、専用のアクセスコードが必要です。このコードは本の中に封入されており、書籍を購入することで1回だけ使用できます。コードを使ってWebサイトにアクセスし、約30〜40分の質問に答えると結果が出ます。

上位5つの資質を知ることができる「トップ5」と、34資質すべてのランキングが分かる「フル34」の2種類があります。本の種類によって対応するコードが異なりますので、購入前に確認してみてください。

受けてみた結果:私の上位5資質

実際に診断を受けてみたところ、私の上位5つの資質は以下の通りでした。

  1. 着想(Ideation):一見バラバラに見えるものの間に共通点やつながりを見つけるのが好き。新しいアイデアに強く反応する。
  2. 内省(Intellection):一人で深く考えることを好む。物事を多角的に検討したり、自分の考えを整理するのが得意。
  3. 収集心(Input):情報やモノを集めることに喜びを感じる。知識・データ・物品など、「ためておく」傾向がある。
  4. 学習欲(Learner):学ぶこと自体が好き。新しいことに触れると自然とエネルギーが上がる。
  5. 規律性(Discipline):構造・ルーティン・計画を好む。物事を整理して秩序立てて進めることで安心感を得る。

結果を見たとき、「あ、なるほど」と素直に納得しました。着想と学習欲が高いことで、新しいことへの好奇心が強く、いろんなジャンルに手を出したがる。収集心があるから、情報もモノもなかなか手放せない。ミニマリストを目指しながらもため込み癖があるのは、まさにこの資質のせいだったのか……と苦笑いしました。

34資質と4つの領域

34の資質はそれぞれ、4つの領域に分類されています。自分の強みがどの領域に偏っているかを知ることで、得意なことの方向性が見えてきます。

実行力影響力人間関係構築力戦略的思考力
達成欲活発性適応性分析思考
アレンジ指令性運命思考原点思考
信念コミュニケーション成長促進未来志向
公平性競争性共感性着想
慎重さ最上志向調和性収集心
規律性自己確信包含内省
目標志向自我個別化学習欲
責任感社交性ポジティブ戦略性
回復志向親密性

私の上位5つ(着想・内省・収集心・学習欲・規律性)は、すべて「戦略的思考力」または「実行力」の領域に集まっていました。一人で考えて、情報を集めて、計画を立てる——そういう動き方が自分に向いているということが、数字として出てきた感じです。逆に「影響力」や「人間関係構築力」の資質が上位にないことで、大勢の前で話すことやチームを引っ張るスタイルはあまり得意でないことも客観的に確認できました。

受けてよかったこと・気をつけたいこと

受けてよかったと感じた一番の点は、「自分の行動パターンに名前がついた」ことです。「なぜ自分はこんなに調べないと気が済まないのか」「なぜ計画を立てないと動けないのか」といった疑問に、資質という形で答えが出た感覚がありました。自己分析や就職・転職の場面だけでなく、日常の仕事の進め方や、人間関係での摩擦の原因を理解するのにも役立ちます。

一方で、注意したい点もあります。ストレングスファインダーはあくまで「傾向」を示すツールであり、結果がすべてではありません。また、診断コードは1回限り有効のため、中古の書籍を購入してもコードが使用済みになっている可能性が高いです。必ず新品で購入することをおすすめします。

まとめ

ストレングスファインダーは、書籍代(約2,500〜3,000円)で自分の資質を客観的に知ることができる、コスパの高い自己分析ツールだと思います。「自分の強みが分からない」「なぜ自分はこういう行動をするのか」と悩んでいる方には、特におすすめです。結果を見て「なるほど」と思えるだけで、日々の行動の意味が少し変わってきます。気になった方はぜひ一度試してみてください。

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