韓国マムズタッチの日本語メニューに注意。「サイバーガー」が「辛サイバーガー」に変わる理由

韓国マムズタッチの注文パネル 韓国旅

韓国旅行で一度は食べておきたいのが、マムズタッチの「サイバーガー」です。私も渡韓のたびに気になっていて、ようやく注文する機会がありました。

ところが、店内のタッチパネルを日本語表示にしたところで手が止まりました。選んだはずの商品名が、次の画面で別の名前に変わっていたんです。

結論から言うと、これは表示名のブレであって、別の商品を選んでしまったわけではありませんでした。この記事では、その確かめ方と、ついでに判明した「サイ」の正体を紹介します。

マムズタッチの看板メニューがサイバーガー

マムズタッチ(맘스터치)は、韓国全土に店舗があるハンバーガーチェーンです。そのなかでも看板メニューにあたるのが、サイバーガー(싸이버거)になります。

特徴は、鶏のもも肉を丸ごと1枚使ったパティです。そのため、断面から肉がはみ出すほどのボリュームがあります。

なお、日本にもマムズタッチは進出しています。しかし、韓国の店舗はメニュー構成も価格も違うので、現地で頼む価値は十分にあります。

日本語表示のタッチパネルで起きた「違和感」

まず、店頭のタッチパネルは言語を切り替えられます。日本語も選べるので、これは助かると思いました。

バーガー一覧の画面には、こう表示されていました。

  • サイバーガー単品 B 4,900ウォン / M 7,300ウォン

そこで「サイバーガー」を選び、セット価格の7,300ウォンで進めます。ところが、次の「オプションを追加」画面の見出しが、こうなっていました。

  • 辛サイバーガーセット

つまり、頼んだはずの「サイバーガー」が「辛サイバーガー」に変わっているわけです。辛いものが得意でない人なら、ここでかなり不安になると思います。

英語表示に切り替えたら答えが出た

そこで、パネルの言語を英語に切り替えてみました。すると、同じ画面の見出しはこう表示されます。

  • Thigh Burger Meal 7,300ウォン(Total 594 kcal)

ここで2つのことが分かりました。まず、価格が7,300ウォンで一致しています。そして英語名に「Spicy」が入っていません。

要するに、日本語で「サイバーガー」「辛サイバーガー」と表示されていたのは、どちらも同じ商品だったわけです。画面によって訳語がブレていただけでした。

そもそもサイバーガーはピリ辛

なぜ「辛」が付くのか。パネルの韓国語の説明文を読むと、理由が見えてきます。

商品説明は「매콤한 통다리살 패티가 통째로〜」で始まっていました。これは「ピリ辛のもも肉パティが丸ごと〜」という意味です。

つまり、サイバーガーはもともと軽く辛味のあるバーガーです。そのため、日本語訳を作るときに「辛」を足した画面と、足さなかった画面が混在したのだと考えられます。

なお、激辛が苦手な方でも心配はいりません。あくまで「ピリ辛」の範囲です。ただし、本当に辛いのが苦手なら、別メニューを選ぶのが無難です。

「サイ」の正体は、もも肉だった

ここまでで、もうひとつの疑問が解けます。そもそも「サイ」とは何なのか、という話です。

答えは英語表示にありました。「Thigh Burger」の Thigh を日本語にすると、もも肉です。

つまり、싸이버거の「싸이」は英語の Thigh をハングルで書いたものになります。歌手のPSYとも、サイという動物とも関係ありません。もも肉バーガー、という意味だったわけですね。

名前の由来が分かると、あのパティの大きさにも納得がいきます。骨なしのもも肉を、切らずに1枚そのまま揚げているからです。

注文パネルで迷わないための予備知識

実際に立ってみて、知っておくと速いと感じた点をまとめます。

「B」と「M」は単品とセット

一覧の価格には、丸で囲んだ B と M が並んでいます。これは B がバーガー単体、M がセット(Meal)です。

サイバーガーなら B 4,900ウォン、M 7,300ウォンでした。日本語の商品名がどれも「〜単品」と表示されるので、ここは価格記号のほうで判断します。

タブの並びを覚えておく

画面上部のタブは、BEST/ビーフバーガー/バーガー/チキン/マムズセット/サイド/ドリンクという構成でした。サイバーガーを探すなら「バーガー」タブです。

ドリンクは差額に注意

セットのドリンクは、選ぶものによって差額が付きます。私が見た画面では、こうなっていました。

ドリンク 差額
ペプシ/ゼロペプシ/サイダー/アメリカーノ(ホット) +0
アメリカーノ(アイス)/オレンジジュース +400ウォン
レモネード/マスカットエード +600ウォン

できあがりまで10〜15分かかる

店内には調理時間の案内が貼ってありました。フィレバーガーで10〜12分、ビーフバーガーで12〜15分、チキン(骨なし)で10〜12分、チキン(骨つき)で12〜15分です。

なぜなら、注文が入ってから揚げるからです。そのため、移動の直前に立ち寄るなら、この待ち時間を見込んでおくと安心できます。

実際の画面は動画でどうぞ

文字だけだと伝わりにくいので、パネルの操作は動画に残してあります。本編(約6分)では、日本語表示から英語表示への切り替えまで、実際の画面を通しで映しています。

なお、要点だけ知りたい方はショート版もあります。渡韓前の移動中にサッと確認するなら、こちらが手軽です。

今日からできるアクション

同じところで固まらないために、渡韓前と現地でできることをまとめます。

  1. 注文したいメニューの韓国語表記(싸이버거)をスマホに保存しておく
  2. 商品名に迷ったら、日本語ではなく英語表示に切り替える
  3. 表示名が変わっても、価格が同じなら同じ商品と判断する
  4. 単品かセットかは、商品名ではなく B/M の記号で見分ける
  5. 受け取りまで10〜15分かかる前提で、店に入る時間を決める

とくに2つ目は効きました。日本語より英語のほうが、原語の意味に近い訳になっている場面が多かったからです。

まとめ:迷ったら英語表示に逃げる

日本語が選べるパネルは、たしかにありがたい存在です。しかし、訳語が画面ごとにブレることがあります。

今回のように「サイバーガー」と「辛サイバーガー」が入れ替わっても、慌てる必要はありません。価格と英語名を見れば、同じ商品だと確認できます。

そして、サイの正体はもも肉でした。名前の意味が分かると、次に食べるときの味わい方も少し変わります。韓国でマムズタッチを見かけたら、ぜひ試してみてください。

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