韓国のお土産探しでスーパーの棚を眺めていると、ハングルが読めなくて素通りしてしまう商品はありませんか。今回わたしが手に取ったのは、謎の細い棒です。それはEマートのプライベートブランド「No Brand」で見つけました。箱には「밀크’매직 스트로우」と書かれていました。しかし、最初はどう使うのか、まったく分かりませんでした。
結論から言うと、この韓国のお土産のハングルは、実は全部英語をそのまま音写しただけでした。つまり英語の発音さえ知っていれば、ハングルの読み方を知らなくても意味が分かる単語だったのです。
「読める韓国」シリーズでは、これまで街の看板やメニューのハングルを一つずつ読み解いてきました。今回は少し変化球で、韓国のお土産のパッケージから「外来語」の読み方を紹介します。そのため、面白い韓国のお土産を探している人にも、ハングル学習中の人にも役立つ内容です。
Eマート「No Brand」で買った謎の棒
買ったのはソウルのEマートの中にある「No Brand」コーナーです。No BrandはEマートのプライベートブランドです。パッケージがシンプルなぶん、値段も手頃です。そのため、旅行者のお土産探しでもよく話題になります。ちなみに今回のパッケージには78g・295kcal、原産地はハンガリー(OEM)と書かれていました。
パッと見ただけでは「粒々の入った黒いスティック」としか分かりません。手にとって購入したときもチョコかココア味でミルクに混ぜるものだと理解した感じでした。動画の中でも「最初、どうやって飲むのか分からんかった」と正直に書いています。実際、これは韓国土産あるあるだと思います。なぜなら、パッケージ全体がハングルだと、どうしても中身より先に不安の方が勝ってしまうからです。
밀크’매직 스트로우=ミルクマジックストロー
わたしは最初、この棒を勝手に「溶かして飲むタイプかな」と推測しました。そこでハサミで開けて、中身を牛乳に溶かそうとしたのです。しかし、これが誤解のはじまりでした。そこでGoogleレンズでパッケージを撮って翻訳してみました。すると、商品名は「ミルクマジックストロー」だと分かりました。
分解するとこうなります。밀크=ミルク(milk)、매직=マジック(magic)、스트로우=ストロー(straw)です。つまり3つとも韓国語固有の単語ではなく、英語をそのままハングルで表記した外来語でした。だからこそ、意味を知らなくても音を拾えば「あ、ミルクマジックストローか」と気づけたわけです。
名前が分かれば、使い方も見えてきます。実はこの商品、粒々を溶かす必要はありません。ただストローとしてコップに挿すだけでよかったのです。牛乳に挿して吸うと、吸うたびに少しずつミルクがココア味に変わっていきます。つまり遊び心のあるお土産でした。
なぜ英語がそのままハングルで読めるのか
これまでの「読める韓国」シリーズで紹介した도착(到着)や장(場)は、漢字の音読みが由来の単語でした。つまり、日本語と発音が似ていたのです。一方で今回の밀크(ミルク)や매직(マジック)は漢字語ではありません。英語の発音を、そのままハングルの文字で表記した外来語です。
日本語も英語をカタカナでそのまま音写します。同様に、韓国語もハングルで同じ仕組みを使います。つまり、ハングルを一文字ずつ覚えていなくても、英語の音のイメージがあれば当たりをつけられることがあるのです。実際、韓国のお土産のパッケージには、こうした外来語がよく登場します。
お土産でよく見る外来語ハングル早見表
| ハングル | 読み方 | 意味 |
|---|---|---|
| 커피 | コピ | コーヒー(coffee) |
| 주스 | ジュス | ジュース(juice) |
| 초콜릿 | チョコリッ | チョコレート(chocolate) |
| 아이스크림 | アイスクリム | アイスクリーム(ice cream) |
| 케이크 | ケイク | ケーキ(cake) |
| 밀크’매직 스트로우 | ミルクマジックストロー | 今回のお土産(milk magic straw) |
スーパーやコンビニのお菓子コーナーは、こうした外来語ハングルの宝庫です。そのため、韓国のお土産を探すときは、漢字語だけでなく外来語のパターンも知っておくと便利です。きっとパッケージを見る楽しみが増えます。
今日からできること
- 韓国のお土産のパッケージでハングルを見たら、まず声に出して読んでみる
- 意味が分からなければ、その場でGoogleレンズやカメラ翻訳を使う
- 読めた単語が英語っぽければ、外来語の可能性を疑う
- Eマートの「No Brand」など韓国のプライベートブランドは日本にない面白い商品が多いので棚をひと通り眺めてみる
- 気になる商品は買う前に使い方の動画やレビューを検索してから手に取る
まとめ
韓国のお土産「ミルクマジックストロー」は、最初こそハングルが読めず戸惑いました。しかし翻訳してみると、밀크・매직・스트로우という3つの英語由来の外来語だと分かりました。つまりハングルが全く読めなくても、英語の音のイメージがあれば意味を拾えることがある、という発見でした。
「読める韓国」シリーズはこれからも、街の看板だけでなくお土産のパッケージからもハングルの読み方を紹介していきます。次に韓国のお土産を探すときは、ぜひパッケージのハングルにも目を向けてみてください。
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