【書評】旅は究極の自己投資 自由に生きるための世界スマート旅(おのだ)

書籍「旅は究極の自己投資 自由に生きるための世界スマート旅」の表紙 思考・読書

YouTubeでおのださんの旅の動画をたまに見ていました。バックパック一つで世界中を旅しながら、自由に生きているその姿が印象的で、「こういう感じで自由に時間を手に入れられるのかな」と感じて手に取った一冊です。

タイトルを見て最初は「旅の本かな」と思いましたが、読み進めるうちに、これは単なる旅行ガイドではなく「人生の使い方」を考えさせてくれる本だと気づきました。旅に時間とお金を使うことが、将来の自分への投資になる——この考え方に、素直に共感できました。

この本を手に取ったきっかけ

私がこの本を知ったのは、おのださんのYouTubeチャンネルがきっかけです。格安航空券の使い方、現地でのコスト管理、ビザの取り方まで、旅の実務的なノウハウを丁寧に発信されていて、「この人の本なら信頼できる」と思いました。

また、私自身が「もっと旅をしたいけれど、時間もお金もない」と感じていたタイミングでもありました。そんな中でこの本のタイトル「旅は究極の自己投資」は、まさに私が求めていた視点を与えてくれるものでした。

旅は「消費」じゃなく「投資」という発想の転換

旅行って、つい「お金を使うもの」「贅沢なもの」と思いがちです。でも本書では、旅で得られる経験・視点・人脈・語学力がその後の人生に大きくリターンするという「自己投資」の視点で旅を捉え直しています。

たとえば、異文化に触れることで固定観念が崩れ、物事の見方が広がります。初めての土地で問題を解決する経験は、ビジネスや日常生活での問題解決能力を高めます。また、旅先で出会う人々との縁が、後に思わぬかたちで人生を豊かにすることもあります。

おのださんはこうした「見えないリターン」をきちんと言語化しており、「旅はコストではなく投資である」という主張に説得力があります。旅を「消費」として罪悪感を持っていた方にとっては、考え方が180度変わる一冊かもしれません。

本書で特に印象に残った考え方

本書の中で特に印象的だったのは、「旅のコストを下げることで、旅の頻度を上げられる」という考え方です。高級ホテルに泊まって年1回旅行するより、工夫しながらコストを抑えて年3〜4回旅行する方が、得られる経験値ははるかに多い——というロジックは非常に納得できました。

また、「旅先でのお金の使い方に優先順位をつける」という考え方も実践的です。何にお金をかけて、何を節約するか。自分にとって価値のある体験にフォーカスすることで、満足度を下げずにコストを削減できるという視点は、日常生活の「お金の使い方」にも応用できます。

さらに、「旅の計画プロセス自体が学びになる」という指摘も刺さりました。航空券の仕組みを調べ、ビザの手続きを学び、現地の文化や言語を下調べする——この準備の過程で身につく知識やスキルが、旅後の自分を確実に成長させてくれるのです。

私自身のワーキングホリデー経験とも重なった

私も20代の頃、ワーキングホリデーでオーストラリアに行きました。当時は「なんとなく行ってみたい」という気持ちで渡航しましたが、今振り返ると、あの1年間が今の自分の考え方や生き方に大きく影響していると感じます。

オーストラリアでは、さまざまな国の人と働き、生活しました。当たり前だと思っていた日本の価値観や常識が、必ずしも普遍的ではないことを、肌で感じました。お金の使い方、時間の使い方、仕事に対する向き合い方——すべてにおいて、視野が広がりました。

今の「自由な考え方」や「囚われないライフスタイル」の根っこには、間違いなくあのワーキングホリデーの経験があります。本書を読みながら、「やっぱり旅は自己投資だったんだ」と改めて確信しました。

旅の中で「当たり前」が壊れ、新しい視点が生まれる。その感覚は、どんな本や授業でも得られないものです。だからこそ、旅は確かに「投資」なのだと思います。

具体的にどんな旅の知恵が書かれている?

本書はただの「旅の哲学」ではなく、実践的なノウハウも充実しています。おのださんはコストを抑えながら世界中を旅するノウハウを体系的にまとめており、「スマートに旅する」ための具体的な方法論が豊富に紹介されています。

  • 格安航空券の賢い探し方・取り方
  • 宿泊コストを下げる様々な選択肢(ゲストハウス、Airbnb、Couchsurfingなど)
  • 現地での食費・移動費の節約術
  • 旅の保険・ビザ・両替の賢い対処法
  • 旅先での収入を得る方法(ノマドワーク・フリーランスなど)
  • 旅の経験をキャリアや人生に活かすための思考法
  • おすすめクレジットカードについて(注記:こちらは、ANAがSFC制度を大幅改定して、年間300万円決済をしないと、ラウンジとスターアライアンスゴールド資格がなくなるとのニュースがちょうど1週間ほど前に発表され、数日前のおのださんのYouTubeでその話もされていました。本は書くのに時間かかるからこういう改定を危惧していたとのこと・・・)

これらのノウハウは、旅を「高い買い物」ではなく「賢い投資」に変えるための具体的なツールとなっています。旅をしたくても「お金がない」「時間がない」と思っている方こそ、まず読んでほしい内容です。

こんな方におすすめ

  • 旅が好きな方・旅に興味がある方
  • 「旅行はお金がかかる贅沢なもの」と思っている方
  • 時間やお金の使い方を見直したい方
  • おのださんのYouTubeを見ている方
  • 自由なライフスタイルを模索している方
  • 20代・30代でこれからの生き方を考えている方
  • ワーキングホリデーや海外移住に興味がある方

まとめ

「旅は究極の自己投資」というタイトルの通り、旅に対する見方が変わる一冊です。読み終えた後には、「早く旅に出たい!」という気持ちが湧いてくるはずです。

旅を「消費」ではなく「投資」として捉える発想、そして具体的に旅のコストを下げながら頻度を上げるノウハウは、旅好きな方にとっては非常に実践的で価値のある内容だと思います。

旅好きはもちろん、まだ旅慣れていない方にも、その一歩を踏み出すきっかけになると思います。おのださんのYouTubeと合わせて楽しんでみてください。ぜひ手に取ってみてください!

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